鹿島神宮について
先日、下津海水浴場についても記事を書きましたが、
今回はついでにいける、おすすめ「鹿島神宮」です。
御祭神は「武甕槌大神」
武甕槌大神の神剣といえばゲームなどでもおなじみ
「韴霊剣(フツノミタマノツルギ)」
武の神として崇められることが多い神様です。
公式HPによると創建は神武天皇元年となっています。
神武天皇といえば初代天皇、紀元前まで遡る神話の人物です。
鹿島神宮の御由緒
平安時代の記述によると、当時「神宮」と表記されていたのは、
大神宮(伊勢神宮内宮)、鹿島神宮、香取神宮の3社のみだったそうです。
神の使いとして鹿を祀っており、有名な奈良の鹿は鹿島神宮が発祥との言い伝えがあります。
坂上田村麻呂が蝦夷征討へ行く前に必勝祈願をした、などなど歴史や神話が好きな方には
興味深い言い伝えがたくさん残されており、歴史に思いを馳せることができる、そんな場所です。
鹿島神宮への行き方
鹿島神宮へは「鹿島神宮駅」から歩いていけます。
Googleマップだと大体700m
「鹿島神宮駅」からでてまっすぐ、レンガ造りの坂道がみえますので、ここを上がっていきます。
レンガ道の脇には案内板がみえます。
楽器屋さんの前を通って上がっていきます
見晴らしもなかなか良いです
上がりきった先の信号を左に曲がると参道にでます。
飲食店や民間駐車場などなどが並んでいます。
電線が地下に埋められていてスッキリした印象です。
そして、この参道を少し行くと突き当りが鹿島神宮です
車の場合は、上の写真右手に駐車場があります。
台数が少ないので、もし停められない場合は第二駐車場か周囲の民間駐車場を利用するといいと思います。
潮来ICからは車で大体15分ほどです。
また、東京からは高速バス「鹿島神宮駅行」が大体15分おきに出ていて、
所要時間は約2時間です。
境内へ
鳥居をくぐると森に囲まれた神宮の敷地内です。
夏でも若干涼しく感じます。
少し進むと左側に「手水舎」がありますので、参拝前に清めましょう。
右手で柄杓を持ち左手を洗います。柄杓を持ち替えて次は右手、最後に口をゆすぎます。
「手水の作法」は以下のリンクを参照してみてください
http://www.isejingu.or.jp/visit/manner/index.html
楼門をくぐると境内のメインにでます。
右側が本殿、左側で御札やお守りを購入できます。
下の写真が本殿です。
参拝の作法は、二拝二拍手一拝です。
深いお辞儀を「拝」といい、手を打ち鳴らすことを「拍手」といいます。
背中を平らにし、腰を90度に折り、2回深いお辞儀をします
次に、胸の高さで両手を合わせ、右指先を少し下にずらします
肩幅程度に両手を開き、2回拍手を打ちます。
ずらした指先を元に戻し、最後にもう1回深いお辞儀をします。
参考:伊勢神宮公式HPより http://www.isejingu.or.jp/visit/manner/index.html
武道の神様をお祀りしているということで、趣のある剣道場もあり現在も使われています
さらに奥に進むと、「鹿園」や「要石」、
徳川家康が奉納した「奥宮」、湧き水が流れ出る「御手洗池」などがあります。
ぜひ足を運んでみてください!
宝物館について
また、フツノミタマノツルギではありませんが、
鹿島神宮には国宝の直刀が展示されています。
※2018年8月現在、宝物館は工事中のようです。
国宝 日本最古最大の直刀(金銅黒漆平文拵・附刀唐櫃)
http://www.edu.pref.ibaraki.jp/board/bunkazai/kuni/kougei/4-1/4-1.html